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脂肪燃焼には、やはり・・・

脂肪は1kgで7,200kcalと言われています。

一例として、170 cm、64 kg(体格指数=BMI 22)の体重の
男性の場合がでていました。体脂肪率を約 20% とすると、脂
肪は 12.8 kg になります。

 

脂肪は、脂肪細胞にため込まれます。ブドウ糖はグリコーゲン
として筋肉や肝臓に蓄えられますが、せいぜい数百グラムです。
ところが、脂肪は余分なものはいくらでもためられるといわれ
ています。




皮下脂肪

お腹の皮膚の下につく脂肪。分かりやすく言えば、お腹
周りの摘める脂肪が皮下脂肪です。徐々に蓄積されてい
く脂肪で、主に女性がつきやすいです。



内臓脂肪

体の奥の内臓周りや腸など、外から目では見ることがで
きない部分についている脂肪のこと。内臓脂肪の特徴は
生活習慣の影響が受けやすいことです。特にホルモンの
関係で男性につきやすいです。




筋繊維の間の脂肪細胞を筋繊維外脂肪(EMCL)

霜降り肉などで想像していただくとわかりやすいでしょ
う。筋肉組織の間にみられる、白い筋が脂肪細胞です。
最近注目されている、筋力低下によっておきる「サルコ
ぺニア肥満」にも関係が深いと言われているのがこの筋
細胞外脂肪で、主に運動不足などで蓄積されると言われ
ています。



温めると脂肪が燃焼するイメージの理由について

温まると汗をかいて代謝がアップするので脂肪を燃焼す
ると思われていますが、実は代謝がアップして発汗して
体温を下げるようとするだけで、そこまで大きく脂肪を
燃焼するわけではありません。だから温めるのはそこま
での効果が期待できません。




脂肪燃焼には、やはり運動が効果的です。

減量するためには20分以上の運動時間が必要とされてい
ましたが、最近の研究では、一日のうちに30分の運動を
一回するのと、10分ずつ三回に分けて運動を行うことで
は効果に差がないことがわかりました。つまり、同じ運
動で合計時間が同じであれば、一度にしても複数回にわ
けても効果は同じということです。
脂肪燃焼の効果を出すには、適度な運動時間とともに適
度な運動強度も必要となります。また、一回の運動では
影響がなく、数か月以上の長期的な運動が必要となりま
す。