カラダをカエル

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こんばんは。
朝は明るくなるのが遅くなってきたので
もう少し寝たいと思うことが増えてきた
ナカムラです。

一般的ダイエットは前出の式 [食べた量]-[運動量] =[増減量]
の[食べた量]に着目して、食事量を制限するものがほとんど
です。

食べた量を少なくすれば当然やせるだろうと考えるのは自然
かも知れません、実際、体重はどんどん減ります。しかし、
前に説明したように脂肪は運動しなければ減りません。



では、食事制限で減った体重の中身は何でしょう、これは血・
骨・筋肉
です、この3つも脂肪と同じくエネルギー源で、しか
も脂肪より燃えやすい特質を持っています。


つまり、食事制限だけのダイエットは脂肪はそのまま温存し、
血・骨・筋肉など人間にとってもっとも重要なものを切り捨て
て体重を減らしている
だけなのです。


「りんごダイエット」などの単一食ダイエットも同じです、こ
れは半栄養失調状態を作り出して体重を減らしているに過ぎま
せん。朝食を抜くなどはもっての他です。
前夜の食事を午後8時にとって、朝食を抜き、12時に昼食をと
ったとしたら16時間ぶりの食事ということになります。この場
合、人間の脳は16時間もからだに食べ物が入ってこないという
ことで飢餓状態にあると判断します。

脂肪は飢餓に備えるエネルギーなので、脳は16時間ぶりに食べ
たものを優先的に脂肪に変えるよう指令を出します。やせるため
に食事を控えたのに、逆に太ってしまうという現象が起こります。 
以下のグラフは運動でやせた人と食事でやせた人の体重減少のう
ち脂肪の占める割合をグラフにしたものです。


食事のみのダイエットでは、減った体重の半分以上が筋肉だとい
うことが分かります。